炊き上がったご飯の風味は一定ではありません。その場所によっておいしさが異なります。炊飯器を9つに分けたとき、ご飯のおいしさは「B-A-C-D-E-F」の順になります。真ん中が一番おいしいと思っていませんでいたか?
蒸らし終わったら、炊飯器の場合でも必ず全体を均一に混ぜるようにするのは、おいしさを均一にする意味もあるのです。と同時にご飯の中に残った水蒸気は発散され、ご飯が空気に触れることとなります。これだけのことですが、ご飯をとてもおいしくする効果があります。
炊きたてのご飯が空気に触れると、表面がシャキッとして歯ざわりが良くなります。表面はツヤツヤし、長時間柔らかさを保つことができます。